ケーナは、ペルー、ボリビア、アルゼンチンの伝統的な管楽器の一つです。その歴史は古く、紀元前4000年の遺跡からも古代のケーナが発掘されています。現在、最も一般的に普及しているケーナは、俗にG管ケーナといわれるものです。全ての指穴を押さえるとGの音、つまりソの音が出るため、G管と呼ばれます。全長38センチ前後、主にバンブーや木材などで製作されます。サンポーニャやチャランゴ、ギターとの合奏にも適していますので、これからケーナを始められる初心者の方には、G管ケーナをお薦めします。

ケーナ(G管)

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